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2016年秋アニメ感想

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【感想】僕だけがいない街 第12話(最終話)「宝物」

僕だけがいない街 第12話(最終話)「宝物」の感想です。
ネタバレあるので注意してください。


「ヤシロ・・・。俺の記憶は戻っているぞ」で終わった熱い11話でした。


冒頭

悟の記憶が蘇った瞬間は、雛月加代の子供の手に触れた時だった。
記憶の切れ端が次々と繋がっていく。

僕121


「ヤシロ・・・。俺の記憶は戻っているぞ」

不敵な笑みを浮かべるヤシロ先生。
屋上のフェンスが一部壊れて開いており、これからの二人の対決を予感させる。

OPへ

これで「Re:Re:」のイントロにワクワクさせられるのも最後か・・・。


さぁ!対決だ!と思ったが、このアニメはまだまだ伏線を張っていくようだ。
ケンヤとヒロミがお見舞いに来ているシーンへ。
どうやら、主人公の入院費用の募金活動を率先して始めたのは、給食費のあの子「ミサト」だったらしい。
そんな話をしていると、ケンヤが「お前、記憶が戻っているんだろ?」と踏み込む。

ここでまた彼らと共同戦線を張る。



ヤシロ先生と主人公の屋上シーンへ

ヤシロ先生は、当時の主人公を「まるで未来が見えているようだった」と言う。
そして、湖に落とされた時に主人公が叫んだ言葉「ヤシロ!俺はお前の未来を知っているぞ!

僕122

なぜ、行動を先読みして未然に事件を防げたのか?

ヤシロ先生は主人公に問うが、主人公は「答えても、答えなくても俺を殺すつもりだろ?」と答える意志がない態度を見せる。
しかし、主人公はポケットに忍ばせていた携帯電話(誰かに通話中)も取られてしまい、久美ちゃんの点滴に筋弛緩剤を混ぜて、主人公の指紋を付着させたと脅す。

どちらにしても、主人公は殺すが久美ちゃんを助けることが出来る可能性をヤシロ先生は提示。


「足りない何かを埋めていくのが人生」
主人公はヤシロ先生の言葉を引用する。

そして、ヤシロ先生への想いを語る。
主人公の父親は何かしらの理由で出て行った。
だから、主人公は父親が何なのかを知らず、心のどこかで父親を求めていた。

僕123

【感想】僕だけがいない街 第9話 「終幕」

ただ、↑ここでヤシロ先生の「頼りになる大人」の姿は、主人公にとって「父親ってこういう人なんだな」という印象を持たせた。
そのイメージが、主人公の心の穴を埋めていたのだ。


ヤシロ先生も主人公が眠ってしまい「自分が自分でいる為である衝動を失った」と語る。

しかし、なぜヤシロ先生は主人公を殺さなかったのか?
15年間も無防備に眠る主人公を、ヤシロ先生はいつでも殺せた。

ヤシロ先生にとって、主人公は必要な存在だったのだ。
主人公もまた、ヤシロ先生の心の穴を埋めていた。


「今回も僕の勝ちだ!!!」

主人公は屋上から飛び降りようとするが、間一髪でヤシロ先生が車椅子を掴んで阻止する。

僕124

「先生に僕は殺せない」

「この世界で本当の先生を知っているのは、僕だけだよ」

ヤシロ先生は目にから涙をこぼしながら懺悔するように語る。
そうだよ、悟」

「僕はもう・・・君がいなければ生きていけない」

ヤシロ先生は、車椅子から手を離し屋上から主人公を突き落とす。
そして、自らも屋上から飛び降りようとする。

その時だった。

僕125

まさかの飛び降りクッションが設置されており、思わず笑ってしまうヤシロ先生。
水たまりに映る自分の姿には、蜘蛛の糸が下がっていた。
そのことに気づいた瞬間に、糸は切れた。

ヤシロ先生は殺陣未遂で逮捕された。



主人公は11~25歳の人生を失った。
しかし、その失った時間こそが宝物であると主人公は語る。

「僕だけがいない街」
「僕だけがいない時間」


そこで、主人公の為に、弁護士を目指したケンヤ、医師を目指したヒロミ、募金活動をしてくれた同級生たち、看病をしてくれた母親。
そういった人たちが費やしてくれた「時間」。
それが宝物なのだ。


少し時は経ち、主人公はオリジナルの人生と同様、漫画家になっていた。
ただ前と違うのは、内容が踏み込んでいることによって支持されているというところだ。
漫画のアニメ化が決まっているほど。

僕126

「ギャラクティカ・ソード」
~7人の勇者たち~

自叙伝的なものを書いているのかと思いきや、まさかのヒーローもの。
まあ、主人公はヒーロー大好きだからね。
でも、「ギャラクティカ・ソード」で何に踏み込むのだろう?笑

あれからもう、「再上映(リバイバル)」は起きていないらしい。


EDをBGMに北海道で友人に会ったり、東京で仕事の息抜きに散歩する主人公が映し出される。

ここで、雛月加代と同様に、主人公の文集がナレーションとして出てくる。


題名【僕のヒーロー】

僕127

踏み込む勇気を持っていれば、その勇気に感化した人が仲間になってくれる。
そういったヒーローアニメのように、自分にもそういった仲間が出来たら良いな。


というような内容。


再上映(リバイバル)」で過去に戻った主人公は、勇気を持って踏み込んでいった結果、仲間が集まり、みんなを救うことが出来た。
主人公はヒーローになれたのだ。
それを「ギャラクティカ・ソード」という漫画にしているわけですな。


当時、愛梨と待ち合わせした場所で、その文集を読み終えた主人公。
あの時(主人公が警察に捕まった)は、雨が降っていたが、今日は雪が降っている。

そこで「再上映(リバイバル)」が起こる時に出てくる、青い蝶が出てくる。

僕128

え、「再上映(リバイバル)」するの?


違う。「再上映(リバイバル)」しない。
その代わり、主人公の前に現れたのは愛梨だった。

僕129

僕は信じてた。



おわり




感想


あーーーー



泣いちゃった☆

なんというかラストシーンで、やっと主人公が救われた気がします。
愛梨に出会えた時の彼の表情と、視聴者の表情はシンクロしたはず。
これはアニメや漫画の醍醐味ですね。

感動しました。



さて、この物語の「蜘蛛の糸」とは何だったのか?

それは、このアニメで語られていた「心の穴」と言えるかもしれません。
私の言葉で表現するのであれば、「誰か助けて」というSOSですかね。

ハムスターを虐殺するほど、小6からサイコパスだったヤシロ先生。
彼のことを理解してくれる人は世間にはいない。

本当の自分を理解してくれる人はいない。
それが彼の心の穴であり、そして本当の自分を見つけてくれる「誰か」を求めていた。

「蜘蛛の糸」は、ヤシロ先生にしか見えない、彼を救うことのできる可能性だったのかもしれない。
だから、物語終盤に主人公にも蜘蛛の糸が見えた。

「見つけて欲しい」という欲望が屈折して、ヤシロ先生と形は異なるが「誰か助けて」という想いを抱える児童(自分の分身)を殺害し、心の穴を誤魔化してきた。
それが、彼の生きる衝動だった。


そんな彼の前に、主人公が立ち塞がった。

そして、

「この世界で本当の先生を知っているのは、僕だけだよ」

に繋がるわけですね。
ヤシロ先生は、やっと本当の自分を見つけてもらったわけです。
そして、彼の蜘蛛の糸は切れた。
ヤシロ先生が蜘蛛の糸を見ることは、もうないだろう。



再上映(リバイバル)」は過去に戻れる能力ではなく、運命を変える能力なのかもしれない。
だから、現実に生きる私たちにも使える能力とも言える。

踏み込んで生きる。

私たちが勇気を出して起こした行動によって、何かが変わったとしたら・・・。


その「勇気による変化」を目にした時、私たちにもあの青い蝶が見えるかもしれません。




原作の漫画もそのうち読んでみようと思います。



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コメント

No title

hisashiさん、改めましてこんにちは。
ちょっと今更感が拭えませんが、この前のクールでは全話完走できた数少ないうちの1つなので、自分が思ったことを書いてみよっかなと。
さて、悟は当然ながら殺されるはずだった3人の女の子たち(ヒロミが本当に男だったとは...)の命を守った分かりやすい程にヒーローですが、一方で、八代にとっても、彼の歪な本性を見出だし、彼の心の穴を埋める存在となることで殺人という罪から彼を10年間守っていたヒーローであったともいえますね。
これは個人的な考えですが、こう言ったサイコパスと呼ばれる人種は、物語の世界でも現実の世界でも圧倒的に富裕層の家の子息である場合が多い気がします。おそらく、自分の周りに不自由がなく、様々な要求を満たすことが出来る環境にあるからこそ、自分が満たすことができない欲求、心の穴の存在をより鮮明に認識することになるからなのでしょうか...
さて、hisashiさんも仰る踏み込んで生きる。人は大なり小なり心の穴を抱えておりますが、きっとその穴は距離が近すぎる家族には見つけられない。他人にしか見つけられないのだと私は思います。友達の、恋人の、はたまた赤の他人の心の穴を見出だした時、我々は誰でも悟のようなヒーローになれるのかもしれませんね。
サスペンスでありながら、最後はヒーロー映画のように勇気と希望を与えてくれるような素晴らしい作品でした。

コメントありがとうございます!

コメントありがとうございます!

> これは個人的な考えですが、こう言ったサイコパスと呼ばれる人種は、物語の世界でも現実の世界でも圧倒的に富裕層の家の子息である場合が多い気がします。おそらく、自分の周りに不自由がなく、様々な要求を満たすことが出来る環境にあるからこそ、自分が満たすことができない欲求、心の穴の存在をより鮮明に認識することになるからなのでしょうか...

なるほど、そういった一面もあるかもしれませんね!
昔、犯罪心理学の本を読んだ時に色々と興味深いことが書いてあったのですが。
サイコパスと呼ばれるような人は意外と多いらしく、社会的に成功している人たちの中にサイコパスの人は多いみたいです。
そもそもサイコパスという概念自体が曖昧で、何がトリガーになって凶悪犯罪に繋がるか分からないところが何か根深いところですよね。
まぐろさんが仰るように、「満たされない欲求を認識してしまう」という側面があって、そのことを認識できる頭の良さがサイコパスである所以かもしれません。
「他人に共感できない」し、「他人に共感されない」。
凶悪犯罪者を擁護するつもりはありませんが、こんなに辛いことはないと思います。


> さて、hisashiさんも仰る踏み込んで生きる。人は大なり小なり心の穴を抱えておりますが、きっとその穴は距離が近すぎる家族には見つけられない。他人にしか見つけられないのだと私は思います。友達の、恋人の、はたまた赤の他人の心の穴を見出だした時、我々は誰でも悟のようなヒーローになれるのかもしれませんね。
> サスペンスでありながら、最後はヒーロー映画のように勇気と希望を与えてくれるような素晴らしい作品でした。

家族の場合は、踏み込むこと自体が何か照れ臭い感じがしますしね。
それに友人や恋人は、家族と異なって、能動的に関係を作っていくものだから踏み込んでいけるのかもしれませんね。
前期では、演出、脚本含め一番好きでした。

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hisashi

Author:hisashi
大学時代に世界一周したら、オタクになって日本に帰ってきました。

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